レインツリーの国

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2005年にKis-My-Ft2の玉森裕太さん、西内まりやさん主演で映画化された有川浩さんの作品です。
映画も見に行きましたが、恵比寿ガーデンプレイスで撮影された大きなクリスマスツリーのシーンがとても綺麗だったのが印象的でした。

しかし、アイドル主演で映画化された、ただの胸キュン小説と、「レインツリーの国」は少し違います。

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レインツリーの国のあらすじ

きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。共通の趣味を持つ二人が接近するのに、それほど時間はかからなかった。まして、ネット内時間は流れが速い。僕は、あっという間に、どうしても彼女に会いたいと思うようになっていた。だが、彼女はどうしても会えないと言う。かたくなに会うのを拒む彼女には、そう主張せざるを得ない、ある理由があった――。

忘れられない一冊って誰にでもありますよね。わたしも主人公と同じように、中学生の時に読んだ本がその「忘れられない一冊」になっています。
「耳をすませば」など本が人と人とを繋げる物語はいくつかありますが、この「レインツリーの国」もそうです。

最初は会うのを拒んでいた彼女ですが、結局は2人は会うことになります。そうじゃないと物語進まないですよね(笑)そしてその時彼女の秘密がわかるんです。その秘密がわかってからが、物語の大事な部分になります。

レインツリーの国のおすすめポイント

ちょっと面倒な女性って可愛くないですか?

西内まりやさん演じるヒロインは、素直とは言い難い少し面倒くさい性格の女性。優しくされても素直に受け取れなかったり、ちょっとした喧嘩から意地になってデートの途中で帰ってしまったり。
でもそれって、本当に相手のことが好きだからこそなんです。ヒロインと同じように不器用な女性は共感してしまうこと間違いなし、男性は「こういう女いるよな、めんどくせ〜」と思いつつも、その裏にある心情を思うとヒロインのことが愛しくて仕方なくなってくるでしょう。

ヒロインと一緒に成長できる

そんな面倒くさいヒロインですが、物語が進むにつれて少しずつ変わってきます。素直に相手に感謝を伝えられるようになったり、壁を作らずありのままの自分でいられるようになったり。
20歳をすぎて社会人になると、素直に誰かと向き合う、つまりそれって自分と向き合わなきゃいけないんですけど、そういうのって難しいですよね。でもヒロインは恋愛を通して女性としても人としても美しく成長していきます。そんなヒロインに背中を押されて、少しだけ踏み出せた人も読者には多いはずです。

レインツリーの国の感想

ネットで出会った男女、しかし彼女には簡単には言えない大きな秘密があった…
こんなあらすじって他にもたくさんあると思うのですが、「レインツリーの国」のいいところは、面倒な女性に対して、男性が思い切りぶつかっていくところです。
結果2人が凄まじい喧嘩をしてしまうシーンもあるのですが、まっすぐな彼に彼女も少しずつ心を開いていきます。
自分をいいように見せるのではなく、ありのままで向き合うことで2人は成長していくんです。簡単なようでなかなかできない、そんな大切な人と・自分との向き合い方を改めて教えてくれる作品です。

レインツリーの国の映画情報

公開日 2015年11月21日
上映時間 108分
配給会社 ショウゲート
監督 三宅喜重
原作 有川浩「レインツリーの国」
キャスト 玉森裕太
西内まりや
高畑淳子
森カンナ
片岡愛之助

映画はとにかく主演の玉森裕太さんが素敵!関西弁が素敵!これにつきます。
小説や漫画の映画化でジャニーズタレントが主演となると、やっぱり批判が出やすいのですが、これは正解だったパターンではないでしょうか。
西内まりやさんが作品中髪をバッサリと切るシーンも印象的。ぶっきらぼうでも根は可愛らしいヒロインを可憐に演じています。

しかしやっぱり映画の短い時間では、描ききれない小説のシーンがたくさんあります。
すでに映画を見たという人も、ぜひ原作を読んで、ひとみと伸行と一緒にまた「レインツリーの国」に行ってみてください。

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