アガサ・クリスティの絶対に読んでおくべきおすすめ名作ベスト10!

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アガサ・クリスティ

言わずと知れたミステリ―の女王、アガサ・クリスティ。

彼女は今後のミステリー界に大きく影響を与える名作を多く残し、1976年にその生涯を閉じました。

死んでもなお、彼女の作品は世界中のミステリーファンに愛され、現代のミステリー小説にも多大な影響を与えています。

ミステリ―好きを名乗るのであれば、クリスティ作品の有名どころは抑えておかなければいけません。

そこで今回はミステリ―女王、アガサ・クリスティの絶対読んでおくべき名作ベスト10をご紹介します。

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10位 ビッグ4

突然ポアロの家に倒れ込んできた英国情報部員は、うわの空で数字の4を書くばかり―国際犯罪組織〈ビッグ4〉と名探偵の対決はこうして幕を開けた。証人を抹殺し決して正体をあらわさない悪事の天才四人を追って、大陸へ渡ったポアロを恐るべき凶手が待ちかまえていた。新訳で贈る波瀾万丈の冒険と驚愕の結末。

国際犯罪組織「ビッグ4」と名探偵ポアロの対決を描いた傑作。

それまでの本格ミステリ―からは一歩離れて、サスペンス色の強い作品です。

アガサ・クリスティにはミステリ―しか求めないという方には、思っていたのと違う…と、がっかりされるかもしれませんが、私はこれはこれで正解だと思います(笑)

当時の世界情勢なども反映されていて、彼女の引き出しの多さに驚かされます。

9位 運命の裏木戸

長閑な生活をおくるべく、トミーとタペンスは田舎の家へ引っ越した。が、家で発見した古本には「メアリは自然死ではない」とのメッセージが!メアリという育児係が、のちにスパイ容疑をかけられ、不可解な死を遂げたことを知った二人は、大々的に聞き込みを開始する。すてきに齢をかさねた老夫婦探偵の大活躍。

長閑な生活をおくるべく、トミーとタペンスは田舎の家へ引っ越した。が、家で発見した古本には「メアリは自然死ではない」とのメッセージが!メアリという育児係が、のちにスパイ容疑をかけられ、不可解な死を遂げたことを知った二人は、大々的に聞き込みを開始する。すてきに齢をかさねた老夫婦探偵の大活躍。

1973年に出版されたアガサ・クリスティが書いた最後の作品。

ファンから人気の高かった、トーミ―とタペンス夫婦シリーズの最終作でもあります。

長年活躍し続けてきた彼らも、すでに80歳を間近に控えた老人に。

しかし二人とも好奇心や冒険心を失くしたわけではありません。

古い蔵書から見つかった一冊の本から、過去に起きたであろう殺人事件の真相を追い求めます。

過去の殺人を推理するといっても、5年や10年前という話ではありません。

なんと第一次世界大戦の時代まで遡るというのですから、アガサ・クリスティが生きた時間の長さを感じてしまいます。

最後の驚きのトリックや真相が待っているわけではありませんが、クリスティファンならぜひ読んでおいて欲しい一冊です。

8位 スタイルズ荘の怪事件

療養休暇中の軍人、ヘイスティングズが滞在していたエセックスのスタイルズ荘の女主人が急死、ストリキニーネによる毒殺の容疑がその夫にかけられた。複雑な人間関係の中にしかけられた頭脳的で巧妙な犯罪に挑むのは、戦火に故国ベルギーを追われ同地に身を落ち着けていた名探偵エルキュール・ポワロ。世界の推理小説界に女王アガサ・クリスティの名を知らしめた記念すべき第一作。

記念すべきアガサ・クリスティのデビュー作。

名探偵ポワロが初登場する作品ということもあり、ファンの中でも評価が高い作品です。

しかしデビュー作だからと、今回紹介したのではありません。

作品自体が面白いので、アガサ・クリスティは有名なやつしか読んでないという方は、ぜひチェックしてみてください。

読者の予想を裏切る展開の連続に、この頃からアガサ・クリスティは常識を打ち破る作家だったのかと驚かされるはずです。

7位 秘密機関

お金をもうけよう―ひさかたぶりに再会した幼なじみのトミーとタペンスは、青年冒険家商会なるものをつくった。が、その直後、英国の極秘文書消失事件に巻き込まれてしまう。まもなく文書を狙う地下組織の大ボスが現われ、冒険また冒険の展開にふたりの運命は?好奇心にとっても富む名コンビ結成の記念的作品。

「トミーとタペンス」シリーズの記念すべき一作目。

このシリーズはポアロ作品とは全く異なった雰囲気があり、疾走感のある冒険小説が多いですね。

女性の社会進出が始まった時代ということもあり、夫だけでなく夫婦で活躍する作品というのはすごく斬新です。

ひょんなことから世界を巻き込む大事件に首を突っ込んでしまうトミーとタペンス。

読み終わったころには、きっとあなたもこの二人の活躍に夢中になっているはず。

6位 オリエント急行の殺人

数日がかりでヨーロッパを走り抜ける豪華寝台列車、オリエント急行。さまざまな国の客が乗り合わせたその日の列車は、雪の中で立ち往生してしまう。しかも車内で殺人事件まで起こった。殺されたのは、金持ちのアメリカ人男性。たまたまこの列車に乗っていた名探偵エルキュール・ポアロは、事件を調査することになる。犯人は乗客の誰かにまちがいない。ところが全員にアリバイがあるのだ。はたして、ポアロの推理は…。

名探偵ポワロシリーズ最大の驚きが待っている名作。

ポワロの探偵としての信念や、正義とは何か、というミステリーの根底にあるテーマにも切り込んだ作品でもあります。

今作品のトリックは、今では読者からも受け入れられていますが、当時はとんでもない衝撃だったと思います。

刊行から80年を経て、2017年に映画化されるというのは、長く愛されている証拠ですね。

5位 ABC殺人事件

注意することだ―ポアロのもとに届けられた挑戦状。その予告通り、Aで始まる地名の町で、Aの頭文字の老婆が殺された。現場には不気味にABC鉄道案内が残されていた。まもなく第二、第三の挑戦状が届き、Bの地でBの頭文字の娘が、Cの地でCの頭文字の紳士が殺され…。新訳でおくる著者全盛期の代表作。

「ABC殺人事件」も読んだことはないけど、名前は知っているという人が多いのではないでしょうか。

被害者同士の共通点を探す、いわゆる「ミッシングリンク」ものの代表的作品。

とはいっても、ミッシングリンクを探すのは、前半パートだけですが…。

事件が解決した、と一息ついてからの怒涛の展開は必見です。

当時のミステリ―界でこのようなトリックを思いつくというのは、本当にアガサ・クリスティーは稀代の天才だったんだと驚かされます。

4位 ゼロ時間へ

残忍な殺人は平穏な海辺の館で起こった。殺されたのは金持ちの老婦人。金目的の犯行かと思われたが、それは恐るべき殺人計画の序章にすぎなかった―人の命を奪う魔の瞬間“ゼロ時間”に向けて、着々と進められてゆく綿密で用意周到な計画とは?ミステリの常識を覆したと評価の高い画期的な野心作を新訳で贈る。

読み終わったあとに、タイトルの意味を理解してゾッとしました。

クリスティ作品では、犯人側の視点から物語が始めるパターンも多いですが、この作品はその構成を見事に生かした傑作だと思います。

犯人の考えた緻密な殺人計画を、あなたは見破ることができるでしょうか。

作中にはポワロがちょっとだけ登場して、事件解決のヒントをくれるなど、ファンを喜ばせる仕掛けもアガサ・クリスティらしいですね。

3位 そして誰もいなくなった

その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が……そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく! 強烈なサスペンスに彩られた最高傑作! 新訳決定版!

言わずと知れたミステリ―史に残る有名作品。

「そして~になった」というタイトルは、現代でも様々なオマージュとして使われています。

「クローズド・サークル」「見立て殺人」など、その後のミステリー界に大きな影響を与える、一つのスタイルを確立した一冊だと思います。

各ミステリーランキングでも、必ず上位に登場してくる作品なので、まだ読んでいないという方は今すぐ読んでください。

2位 検察側の証人

街中で知り合い、親しくなってゆく金持ちのオールドミスと青年レナード。ある夜そのオールドミスが撲殺された。状況証拠は容疑者の青年に不利なものばかり。金が目当てだとすれば動機も充分。しかも、彼を救えるはずの妻が、あろうことか夫の犯行を裏付ける証言を…展開の見事さと驚愕の結末。法廷劇の代表作。

どんでん返しの連続、緻密に練られた構成が見事な作品。

短編なので15分程度で読み終わってしまいますが、それでもクリスティ作品ナンバーワンという人も多く、広く愛されている作品です。

ページをめくるたびに、読者の心情は一転二転三転。

一体誰が嘘をついていて、誰が本当のことを言っているのか。

本当の裁判でこんなことをやられたら、絶対に見破れません(笑)

1位 アクロイド殺し

深夜の電話に駆けつけたシェパード医師が見たのは、村の名士アクロイド氏の変わり果てた姿。容疑者である氏の甥が行方をくらませ、事件は早くも迷宮入りの様相を呈し始めた。だが、村に越してきた変人が名探偵ポアロと判明し、局面は新たな展開を…驚愕の真相でミステリ界に大きな波紋を投じた名作が新訳で登場。

アガサ・クリスティ作品の中でも、最も話題にあがることが多い作品ではないでしょうか。

このトリックはフェアかアンフェアか。

誰も体験したことがないトリックに、当時の読者は本当に驚かされたんだと思います。

この作品の登場により、本格ミステリーは確実に新しい事態へと突入したと思います。

今世に出回っているどんでん返し系のミステリーは、すべて「アクロイド殺し」から始まったと言っても過言ではありません。

まだ読んでいない方は、絶対にネタバレなんか調べず、先入観なしで読んでくださいね!

ということで、今回はアガサ・クリスティの絶対に読むべき名作ベスト10を紹介しました。

どの作品もその後のミステリー小説に多大な影響を与えた名作ばかりなので、未読の作品は絶対押さえておいてくださいね!

またアガサ・クリスティはちょっと古すぎる…、という方は、こちらの記事で古今東西面白いミステリー小説を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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