大学生におすすめ小説ランキングベスト10

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読書をする女子大学生

せっかく時間のある大学生の今のうちに、小説を読んでおきたいと言うあなた!

大人になってから本を読む習慣や教養を身につけるのは大変なことです。

大学生のうちに名作たちを読んでおき、心も頭も大人になる準備をしておきましょう!

ということで今回は大学生のおすすめの小説ランキングTOP10をご紹介!

実際に大学生のころに読んで人生の助けになったものや、大人になってから読んでみて、大学生のころに読むべきだった!と思った作品など、幅広いジャンルから選んでみました。

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10位、砂漠

入学した大学で出会った5人の男女。ボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決…。共に経験した出来事や事件が、互いの絆を深め、それぞれ成長させてゆく。自らの未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求めて手探りで先へ進もうとする青春時代。二度とない季節の光と闇をパンクロックのビートにのせて描く、爽快感溢れる長編小説。

伊坂幸太郎さんの「砂漠」は、大学生5人を主人公にした青春小説です。

それぞれ「春」「夏」「秋」「冬」と季節ごとにエピソードが語られており、たった一度しかない青春時代のいざこざを、疾走感溢れるストーリーと共に物語っています。

物語の最後には読者を驚かせる仕掛けも用意されており、読めばきっと友達におすすめしたくなる一冊だと思います。

伊坂幸太郎さんの小説は大学生のころにたくさん読みましたが、どの作品も若い人達の心に響くエネルギーで溢れていました。

伊坂幸太郎作品が好きな方も、まだ読んだことがない方も、砂漠を読んで青春を味わってみませんか?

ちなみに当サイトでは伊坂幸太郎さんのおすすめの小説をまとめた記事を紹介しているので、ぜひご覧ください。

伊坂幸太郎のおすすめ小説BEST10!

9位 教団X

謎のカルト教団と革命の予感。自分の元から去った女性は、公安から身を隠すオカルト教団の中へ消えた。絶対的な悪の教祖と4人の男女の運命が絡まり合い、やがて教団は暴走し、この国を根幹から揺さぶり始める。神とは何か。運命とは何か。絶対的な闇とは、光とは何か。著者最長にして圧倒的最高傑作。

ここ数年、小説業界を賑わせている現代人が読むべき一冊です。

特にまだ若い大学生の方たちは、この作品は今後の人生に影響を与えるようなインパクトある一冊になると思います。

宗教とは、私たちの存在とは、そして人生とは何なのか―。

人間が普遍的に抱える問題に真っ向から立ち向かい、一つの答えを提示してくれた今作品は、必ずや今後の人生を選ぶときに役立つはずです。

2017年には文庫本版も出版され、大学生の方でも買いやすくなったので、日ごろ分厚い本を読まない方もぜひチャレンジしてみてくださいね。

教団Xの詳しいあらすじやレビューはこちらの記事でまとめています。
教団Xのあらすじと解説(ネタバレあり)

8位 若き日の思い出


私が個人的に強い感銘を受けた一冊です。

武者小路実篤さんの作品は、全体を通して生命のパワーに溢れており、人生に悩む学生が読めばきっと大きな影響を受けることができるはずです。

中でも若き日の思い出の宮津の父の言葉には、深く考えさせられるものがありました。

人間の価値は他人に与える影響によって決まる。

だから太陽のような、周囲に生きる力を与える人間にならなければならない。

大人になった今、自分の今後の行動を選ぶときに、私はこの言葉を思い出すことが多いです。

エンタメ性はないですが、生きていく上でのヒントを与えてくれる一冊なので、ぜひ大学生の皆さんにも読んで欲しいと思います。

7位 白い巨塔

国立大学の医学部第一外科助教授・財前五郎。食道噴門癌の手術を得意とし、マスコミでも脚光を浴びている彼は、当然、次期教授に納まるものと自他ともに認めていた。しかし、現教授の東は、財前の傲慢な性格を嫌い、他大学からの移入を画策。産婦人科医院を営み医師会の役員でもある岳父の財力とOB会の後押しを受けた財前は、あらゆる術策をもって熾烈な教授選に勝ち抜こうとする。

山崎豊子さんの代表作の一つでもある今作品は、これまでフジテレビ系列で2回ドラマ化されており、そっちは観たことがるという方も多いのではないでしょうか。

もちろんドラマ作品の方も素晴らしかったのですが(特に唐沢寿明の演技!)、原作ではまた違った財前五郎が描かれており、作品への印象もがらりと変わりますよ。

ドラマでは功名心の強い人物として描かれていますが、原作では葛藤に苦しむことも多く、親近感の湧きやすい人物として描かれています。

大学生の方におすすめする最大の理由は、とにかく長いからです(笑)

文庫本でも全5巻あるので、時間がなければ読み切るのは難しいと思います。

しかし山崎豊子さんの作品は老若男女問わず人気があり、社会人になってから目上の人と話すときにも役立つ機会は多いです。

もちろん作品自体も面白く、膨大な取材を基にした綿密な描写に驚かされるでしょう。

気合を入れて大作を読みたいという大学生の方は、ぜひ白い巨塔にチャレンジしてみてください。

6位 愚行録

ほら、人間という生き物は、こんなにも愚かで、哀しい。数多のエピソードを通して浮かび上がる、人間たちの愚行のカタログ。『慟哭』『プリズム』に続く、第三の衝撃。

慶応大学内に潜むスクールカーストを題材に、殺されてしまった夫婦の裏の顔を暴いていく話題作。

順風満帆の理想な夫婦は、なぜ一家惨殺という悲惨な最期を迎えてしまったのか。

はじめは可哀想に思えていた二人でしたが、読み進めていくうちに同情できなくなるような、本性が明らかになっていきます。

この本を読むと、大学生のころの人間関係には気をつけなければならないと、ある種の戒めになるとも思いますよ。

愚行録の詳しいあらすじや解説はこちらの記事でまとめています。

愚行録/貫井徳郎【あらすじ&感想・ネタバレ有】

5位 イニシエーション・ラブ

僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。

実写化不可能と言われた今作品は、まさかの2015年に前田敦子さん主演で映画化。

知る人ぞ知る傑作ミステリーの名を、多くの人が知ることになりました。

しかしやはりこの作品は小説で読んでこそ!

最後のページに待っている衝撃のラストは、思わず初めからもう一度読み返したくなるほどの、強烈な快感です。

私も大学生のころにこの作品を始めて読んだのですが、これまで抱いていた小説の概念が吹っ飛んでしまうほどの衝撃を受けました。

またページ数もそこまで多くなく、普段小説を読まない方でも読みやすい文体なので、友人にもおすすめしやすいのがいいですよね。

大学やサークルの友達から「面白い本教えてよ」なんて言われた時に備えて、是非読んでみてくださいね!

4位 何者

就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから―。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて…。直木賞受賞作。

これから就活を迎える大学生は絶対に読んでおくべき一冊。

佐藤健さん主演で映画化され大きな話題を呼び、映画は観たという人も多いのではないでしょうか。

しかし原作の方が、映画では語られることのなかったエピソードも描かれており、より登場人物たちの心情を知ることができるのでおすすめです。

SNS世代の若者たちをターゲットにした今作品は、読めばきっと明日から頑張ろうと思える、エネルギーを貰える傑作です。

大学を卒業してからの進路に悩んでいる方や、大学での人間関係に疲れてしまった方。

何者を読めばきっと新たな自分と出会えると思いますよ。

何者/朝井リョウ【あらすじ・感想・ネタバレ有】

3位 海賊と呼ばれた男

敗戦の夏、異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、なにもかも失い、残ったのは借金のみ。そのうえ石油会社大手から排斥され売る油もない。しかし国岡商店は社員ひとりたりとも馘首せず、旧海軍の残油集めなどで糊口をしのぎながら、たくましく再生していく。20世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男とはいったい何者か―実在の人物をモデルにした本格歴史経済小説、前編。

「永遠の0」の作者がつづる、戦後の日本復興の礎となった一人の男の物語。

わたし達が今平和で豊かな生活を送れているのは、まさにこの作品に出てくるような先人たちの必死の苦労があってこそです。

戦争の敗戦国でありながら、ものの数十年で世界トップの経済大国になった日本人の強さとは一体何なのか。

この本を読めば、昔の人々がどれだけ強く、たくましかったのか感銘を受けるはずです。

また戦後のお話だからといって、読みづらいことも全くなく、手に汗握るスリリングな中盤では、きっとあなたもハラハラするはず!

昭和の日本経済の勉強にもなるので、当時の日本をもっと知りたいという大学生の方にもおすすめです!

2位 ライ麦畑でつかまえて

発表から半世紀、いまなお世界中の若者たちの心をとらえつづける名作の名訳。永遠の青春小説。

世界の文学史に名を残す、大学生までに絶対読んでおくべき青春小説です。

モラトリアム特有の鬱屈した悩み、葛藤、苦悩。

大人になると青臭く感じてしまうような主人公の主張も、大学生の頃なら共感でき、そして様々な気づきを得ることができるはずです。

なぜこの本は世界で愛されているのか、読み終わったときあなたもきっとその理由を理解できるはずです。

「ライ麦畑でつかまえて」は、様々な翻訳家によって訳されていますが、個人的には村上春樹さんの訳が、一番読みやすかったのでおすすめです。

大人になってしまう前に、この本を読んで最後の青春を味わってみませんか?

1位 風の歌を聴け

一九七〇年の夏、海辺の街に帰省した“僕”は、友人の“鼠”とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、“僕”の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。

「風の歌を聴け」は、日本を代表する世界的な作家である村上春樹さんの一冊目の長編小説です。

「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」

など後世に残る名台詞も多く、多少キザに感じるかもしれませんが、文章自体は読みやすいのでスラスラ読み進めることができると思います。

また村上春樹作品の特徴である巧みな比喩技術も健在で、彼しか表現することが出来ない質感を見事に表現しています。

物語自体は謎が多く、幻想的な展開を見せる部分もありますが、これはすべてメタファー。

しっかりと読み込んでいけば、きっと作品の裏に隠されたいくつもの真意に驚かされるはずです。

ただ作者自身は、あんまり深読みしなくていいと言っているそうなので、初めて読む方はとりあえず雰囲気を楽しめさえすればOKだと思います。

オシャレで、洗練されていて、しばらく文章が頭から離れなくなる。

文章、小説の面白さが詰まった名作なので、大学生のうちにぜひ読んでおいてくださいね!

ということで、今回は大学生の方におすすめの小説ベスト10を紹介させていただきました。

どの作品も実際に私が読んで、人生に何らかの影響を受けた一冊たちです。

まだ完成の若い大学生の皆さんであれば、必ずや人生を豊かにする肥やしとして消化してくれると思います。

社会人になると、なかなか読書をする時間も取れなくなってしまいたがちです。

今回紹介した本の中から一冊でもいいので、ぜひ手に取って読んでみてくださいね。

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