東野圭吾隠れた名作おすすめBEST10

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森の中で読書する女

日本を代表するミステリー作家である東野圭吾さん。1985年に「放課後」で江戸川乱歩賞を受賞。それ以来30年以上にわたり第一線で活躍し続ける大人気作家です。最近でも「疾風ロンド」が映画化されたり、「恋のゴンドラ」が発売されるなど、まだまだ東野圭吾人気は収まる気配がありません。

さて、そんな東野圭吾の代表作といえば、直木賞を受賞した「容疑者Xの献身」。また広末涼子さん主演で話題になった「秘密」が挙げられますが、あまり話題に上がらない作品の中にも隠れた名作はたくさんあります。

そこで今回は80作品以上出版された東野圭吾作品から、ノベナビ編集者が選んだ隠れた名作BEST10を紹介していこうと思います。最近東野圭吾にはまってきたというあなた!ぜひここで紹介した作品たちも読んでみてくださいね!

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10位 十字屋敷のピエロ

ぼくはピエロの人形だ。人形だから動けない。しゃべることもできない。殺人者は安心してぼくの前で凶行を繰り返す。もし、そのぼくが読者のあなたにだけ、目撃したことを語れるならば…しかもドンデン返しがあって真犯人がいる。前代未聞の仕掛けで推理読者に挑戦する気鋭の乱歩賞作家の新感覚ミステリー。

普通のミステリー小説はもう飽きたという方におすすめの作品。物語の語り部は人間ではなく―なんと置物のピエロの人形!初期の頃の東野圭吾さんは、この作品のように挑戦的な設定でのミステリーが多かったのが特徴ですね。十字屋敷のピエロでもその一風変わった設定によりう、他の小説にはない視点から、読者は推理していくことになります。

当時はやたらと屋敷ものミステリーが量産されていましたが、東野圭吾の屋敷ものミステリーは一筋縄ではいきません。衝撃のラストはファンの中でも賛否両論分かれています。

9位 変身

脳移植手術を受けた青年にしのびよる灰色の恐怖。君を愛したいのに、愛する気持が消えてゆく…。全編にみなぎるサスペンス。

エンタメ作家として東野圭吾が好きという方におすすめです。脳の移植というSFチックな設定から始まる今作品のテーマは、人の「人格」はどこに宿るのか、です。現代医術でもまだ脳の移植は不可能ですが、近い将来実際に脳移植が行われるようになったときには、この作品のような事件が起きてしまうかもしれませんね。「変身」以降、東野圭吾さんの作風はどんどん広がっていったように感じます。

8位 どちらかが彼女を殺した

最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。

休日を贅沢に読書に使いたいという方におすすめの一冊!最後まで読んでも犯人が明かされないという前代未聞の構成で作られた今作品は、本当の意味で読者VS犯人の勝負ができます。ミステリー好きのあなた!どうぞメモ帳を片手に、作中に散らばめられたヒントから犯人を当ててみてください!ちなみに文庫本版であれば巻末袋とじにて、犯人に関する重要なヒントを見ることができるので、推理が苦手という方も御安心ください。

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どちらかが彼女を殺したの感想・レビュー

7位 名探偵の掟

完全密室、時刻表トリック、バラバラ死体に童謡殺人。フーダニットからハウダニットまで、12の難事件に挑む名探偵・天下一大五郎。すべてのトリックを鮮やかに解き明かした名探偵が辿り着いた、恐るべき「ミステリ界の謎」とは?本格推理の様々な“お約束”を破った、業界騒然・話題満載の痛快傑作ミステリ。

バカバカしいミステリー、略してバカミス。「名探偵の掟」は東野圭吾さんのユーモアたっぷりの皮肉が詰まった傑作です。ミステリーが好きであればあるほど面白く感じるはず。通勤時間に手軽に読みたいという方にもぴったりですよ。東野圭吾さんは今作品以外にも続編の「名探偵の呪縛」「毒笑小説」と、ユニークな作品がたくさんあるのでおすすめです。

6位 聖女の救済

資産家の男が自宅で毒殺された。毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。難航する捜査のさなか、草薙刑事が美貌の妻に魅かれていることを察した内海刑事は、独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが…。驚愕のトリックで世界を揺るがせた、東野ミステリー屈指の傑作。

ガリレオシリーズは「容疑者xの献身」しか読んだことないというあなた!非常にもったいないことをしてますよ!聖女の救済は容疑者Xの献身に続くガリレオシリーズですが、前作以上の驚きが待っていることは保証します。「理論的にはあり得るが、現実的にはあり得ない」と湯川に言わしめた、驚愕のトリックをあなたは解けるでしょうか?

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聖女の救済の感想・レビュー

5位 宿命

高校時代の初恋の女性と心ならずも別れなければならなかった男は、苦闘の青春を過ごした後、警察官となった。男の前に十年ぶりに現れたのは学生時代ライバルだった男で、奇しくも初恋の女の夫となっていた。刑事と容疑者、幼なじみの二人が宿命の対決を果すとき、余りにも皮肉で感動的な結末が用意される。

東野圭吾が3カ月の構想を経て作り上げた渾身の一作。生涯のライバル、そして初恋の人との間にあった知られざる秘密。ラストの一言が残す余韻はきっとあなたの心に何かを残してくれるはずです。東野圭吾作品の中でも高い完成度を誇る作品ですが、知名度は意外と低め。まだ読んでいない方はぜひ一読ください。

4位 むかし僕が死んだ家

「あたしには幼い頃の思い出が全然ないの」。7年前に別れた恋人・沙也加の記憶を取り戻すため、私は彼女と「幻の家」を訪れた。それは、めったに人が来ることのない山の中にひっそりと立つ異国調の白い小さな家だった。そこで二人を待ちうける恐るべき真実とは…。超絶人気作家が放つ最新文庫長編ミステリ。

どこにでもあるような洋風家屋に隠された秘密。一つ屋根の下という限られた舞台で、読者を飽きさせない展開を作り上げるのは、さすが東野圭吾といったところ。私自身幼いころの記憶があまりないので、この作品は怖かったですね。ラストの結末は果たしてハッピーエンドなのか、読んだあとも色々と考えこんでしまう一冊です。

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むかし僕が死んだ家の感想・レビュー

3位 仮面山荘殺人事件

八人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を断たれた八人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに一人が殺される。だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえなかった。七人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった…。

山荘に逃走中の銀行強盗が立てこもる、みんなで協力して犯人を倒すのかと思いきや―驚きの展開が待っています。なぜ彼らは仮面山荘に集まっていたのか、仮面に隠された秘密に。きっとあなたは騙されるはず。それにしても東野圭吾さんの初期作品はやるせない結末や、切ない結末で終わる作品が多いですね…。

2位 魔球

9回裏二死満塁、春の選抜高校野球大会、開陽高校のエース須田武志は、最後に揺れて落ちる“魔球”を投げた。すべてはこの一球に込められていた…。捕手北岡明は大会後まもなく、愛犬と共に刺殺体で発見された。野球部の部員たちは疑心暗鬼に駆られた。高校生活最後の暗転と永遠の純情を描いた青春推理。

春の選抜甲子園に出場した野球部に起きた連続殺人事件。なかなか野球を題材にしたミステリー小説は珍しいですが、試合描写は少ないので、スポ根を期待している方はご注意を。終盤で明かされる犯人の悲しすぎる動機。切ない青春ものが好きな方にはぜひおすすめです。張り巡らされた伏線を残さず回収する、東野圭吾さんの頭脳にも感服です。

1位 悪意

人気作家が仕事場で絞殺された。第一発見者はその妻と昔からの友人。逮捕された犯人が決して語らない動機にはたして「悪意」は存在するのか。

加賀恭一郎シリーズの中でも随一の面白さが光る傑作。人間の奥底に潜む悪意にとことん向き合った今作品は、最も凶悪な犯罪を描いた名作だと思います。東野圭吾作品の中に出てくるどんな犯人よりも、今作品の犯人には恐ろしさを感じます。ただのミステリー小説には飽きたというあなた、ぞっとするような本当の悪意を感じてみませんか?

いかがでしたか?今回は隠れた名作を紹介しようということで、比較的知名度の低い作品の中から、おすすめBEST10を紹介しました。もちろん東野圭吾さんは作品の数も多いため、今回紹介した以外にも、おすすめの一冊は山ほどあります。映像化された作品も多いので、映画やドラマと見比べてみるのも楽しいですよ!

デビューから30年経っても、未だに第一線で活躍を続ける東野圭吾。今後も名作を生みだしてくれることは間違いありません。願わくばこれからずっと読者を楽しませていただければと思います。ということで個人的に選ぶ、東野圭吾の隠れた名作BEST10でした!

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