伊坂幸太郎のおすすめランキングBEST10!

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あっと驚く伏線や、ユーモアたっぷりの会話、そしてちょっと変わった世界観。

他では読めない作品に出会いたいと思う方におすすめなのが、伊坂幸太郎さんです。

映像化作品も多く、若い世代から絶大な人気を誇る、言わずと知れた売れっ子作家ですね。

ただ名前は知ってるけど、あんまり作品は読んだことがないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は伊坂幸太郎作品の中でも、おすすめの10作品をランキング形式で紹介していきます。

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10位 魔王

会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。5年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。新たなる小説の可能性を追求した物語。

今まで読んだことがない作品を書きたかったと本人が語っているとおり、他では読めない不思議な物語だったと思います。

「魔王」と「呼吸」の2つの中編で構成されており、伊坂作品では定番の「超能力」と「家族愛」がテーマとなっています。

この作品から政治や巨大な陰謀をテーマにする作品が増えましたが、根底にあるのは人との絆の強さだと感じます。

作中に出てくる弟の能力…羨ましいですよね(笑)

9位 死神の精度

CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。

人の生死を判定する死神と、判定される人間との交流を描いた作品。

音楽をこよなく愛しながら、渋滞を最も嫌う死神のユニークな設定が面白かったです。

死を扱う作品ということもあって、重たい話が続くかと思いましたが、思わず笑ってしまう登場人物たちのやり取りなど、楽しく読み進めることができました。

先ほど紹介した「魔王」にも、今作品の死神が登場しているので、気にいった方はぜひ両方とも読んでみてください。

8位 グラスホッパー

「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに――「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説!

殺し屋たちの世界を描いたサスペンス小説です。

他の作品とは違って、グラスホッパーは全体的に不穏な空気が漂っていて怖かったですね。

作品を通して思わぬところに殺し屋が潜んでいるので、騙されないように注意してくださいね。

私はまんまと毒殺されてしまいました(笑)

7位 モダンタイムズ

恐妻家のシステムエンジニア・渡辺拓海が請け負った仕事は、ある出会い系サイトの仕様変更だった。けれどもそのプログラムには不明な点が多く、発注元すら分からない。そんな中、プロジェクトメンバーの上司や同僚のもとを次々に不幸が襲う。彼らは皆、ある複数のキーワードを同時に検索していたのだった。

冒頭からいきなり「面白そう!」と引き込まれてしまいました。

伊坂幸太郎さんは作家になる前はプログラマーだったこともあり、IT関連の知識も豊富なんですよね。

途中から主人公は延々とパソコンと向き合っているだけなのに、読者を飽きさせないのは確かな知識があるからこそだと思います。

「魔王」という作品ともリンクしているので、読んだことがある方はぜひモダンタイムズも読んでみてください!

6位 重力ピエロ

兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは――。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。

私と同じように重力ピエロから伊坂幸太郎作品にはまったという方も多いのではないでしょうか。

印象的な冒頭文で一気に心を奪われたのを覚えています。

「こんな作品読んだことない!」

まだ伊坂幸太郎作品を読んだことがない方は、きっと重力ピエロを読めばこう思うはずです。

兄弟愛・家族愛、そしてどんでん返しの伏線―。

家族の絆はどこから生まれるのか、伊坂幸太郎の魅力が詰まった文句なしの傑作です。

5位 フィッシュストーリー

最後のレコーディングに臨んだ、売れないロックバンド。「いい曲なんだよ。届けよ、誰かに」テープに記録された言葉は、未来に届いて世界を救う。時空をまたいでリンクした出来事が、胸のすくエンディングへと一閃に向かう瞠目の表題作ほか、伊坂ワールドの人気者・黒澤が大活躍の「サクリファイス」「ポテチ」など、変幻自在の筆致で繰り出される中篇四連打。爽快感溢れる作品集。

色々な時空を超えて奇跡を起こす、売れなバンドが作った「FISH STORY」という一曲にまつわる物語です。

4編の短編集の中で個人的に一番好きだったのは、「FISH STORY」を作った売れないバンドたちのお話です。

あなたたちの曲のおかげで世界は救われたよ!と伝えてあげたくなるような切ないお話でした。

心が温かくなるような話を読みたいという方におすすめの一冊です。

4位 陽気なギャングが地球を回す

人間嘘発見器+演説名人+天才スリ+精確無比な体内時計=4人は史上最強の銀行強盗…のはずが、思わぬ誤算が。奪われた「売上」を取り戻せ!伊坂幸太郎ブームはここから始まった。「陽気なギャング」シリーズ第1作、お手頃価格でお届けします。

特殊能力?を持つ4人組のクライムサスペンス?小説です。

「?」ばかりで申し訳ないですが、この小説を簡単な言葉で説明しようとすると、どうしても違和感がありますね(笑)

登場人物の特殊能力も決して超人的なエスパーではなく、(どちらかといえば特技に近いかも)またクライムサスペンスといっても、大半のパートはほのぼのしています。

ユーモア有り!あっと驚く仕掛けあり!時間を忘れて楽しめるエンタメ小説をお探しのあなたにおすすめの一冊です。

3位 アヒルと鴨のコインロッカー

大学入学のため引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。標的は――たった一冊の広辞苑。僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは訳が違う。しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って、書店の裏口に立ってしまったのだ! 四散した断片が描き出す物語の全体像とは? 注目の気鋭による清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。

映画の方も有名なので、そっちは観たことあるという方も多いのではないでしょうか。

この作品は絶対にネタバレNGだと思うので、あまり突っ込んだ話は出来ませんが、本当切ないですよね。

なぜ悲劇は裏口から始まるのか、なぜ本屋を襲わなければならないのか―。

ベタな表現ですが、詠み終わった後にもう一度読み返したくなる一冊です。

2位 砂漠

「大学の一年間なんてあっという間だ」入学、一人暮らし、新しい友人、麻雀、合コン…。学生生活を楽しむ五人の大学生が、社会という“砂漠”に囲まれた“オアシス”で超能力に遭遇し、不穏な犯罪者に翻弄され、まばたきする間に過ぎゆく日々を送っていく。パワーみなぎる、誰も知らない青春小説。

同じ大学の仲良し5人組が起こす「奇跡」を描いた作品。

春夏秋冬と、それぞれの季節ごとに1編ずつ分かれているのですが、個人的に「夏」編はショックが大きくてちょっと読むのをやめました(笑)

ただ悲しい出来事があったとしても、彼ら5人はそれぞれ自然体に仲間を支え合うんです。

読み終わったあとは、友達を大切にしよう!と素直に思えるお話です。

走馬灯のように思い出を振り返るクライマックスでは、「あっ」と驚く仕掛けもあって必見ですよ。

1位 ゴールデンスランバー

仙台での凱旋パレード中、突如爆発が起こり、新首相が死亡した。同じ頃、元宅配ドライバーの青柳は、旧友に「大きな謀略に巻き込まれているから逃げろ」と促される。折しも現れた警官は、あっさりと拳銃を発砲した。どうやら、首相暗殺犯の濡れ衣を着せられているようだ。この巨大な陰謀から、果たして逃げ切ることはできるのか?

個人的に選ぶ伊坂作品おすすめNO.1は、ゴールデンスランバーです。

ある日突然、首相暗殺事件の犯人へと仕立て上げられてしまった男の逃走劇を描いた傑作エンタメ小説です。

主人公が犯人へと仕立て上げられていく様子が、リアルにありそうで本当に怖いです(笑)

物語の小さなエピソードもすべて伏線となっており、すべてが繋がっていくラストは圧巻です。

個人的には宅配会社の先輩である岩崎さんがお気に入りでした。あんな風にロックに生きていきたいですね!

ということで今回は伊坂幸太郎作品の中で、個人的に選ぶおすすめTOP7を紹介していきました。

まだ読んだことがない作品があるという方は、間違いなく面白いのでぜひ読んでみてくださいね!

最後に伊坂幸太郎さんの簡単なプロフィールを紹介して終わりにします。

伊坂幸太郎ってどんな人?

デビューしたきっかけは?

千葉県松戸市出身という伊坂幸太郎さんは、大学卒業後、システムエンジニアとして働きながら、文学賞へと応募を続けていたそうです。

大学時代、本格ミステリーの生みの親である島田荘司さんの作品を読み漁り、プロ作家になろうと思ったというエピソードもあります。

作品の多くにミステリー要素が含まれているのも、島田荘司さんの影響が大きそうですね。

そんな伊坂幸太郎さんは2000年に「オーデュボンの祈り」で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞して作家デビューを果たし、数多くのヒット作を生み出していきました。

主な受賞歴

伊坂幸太郎さんといえば、2008年ごろに直木賞の選考を辞退するという事件もあり、まだ直木賞は受賞していません。
今後再び直木賞の選考を受ける気になるかは分かりませんが、ファンとしてはぜひ受賞して欲しいところです。

  • 2000年-第5回新潮ミステリー倶楽部賞(『オーデュボンの祈り』)
  • 2004年 – 第25回吉川英治文学新人賞(『アヒルと鴨のコインロッカー』)
  • 2004年 – 第57回日本推理作家協会賞短編部門(『死神の精度』)
  • 2006年 – 平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門
  • 2008年 – 第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞(『ゴールデンスランバー』)

引用元:Wikipedia「伊坂幸太郎」

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