絶対読むべき!森見登美彦おすすめ小説ランキングベスト5!

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絶対読むべき!森見登美彦おすすめ小説ランキングベスト5!

「夜は短し歩けよ乙女」の大ヒットで、広く名前が知られるようになった森見登美彦さん。

夜は短し~以降も、たくさんのヒット作を生み出しており、若年層を中心に多くのファンを抱える売れっ子作家です。

ただ独特な言い回しが多くてちょっと苦手…という方も多く、食わず嫌いをしている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回はファンが選んだ、絶対に読むべき森見登美彦さんのおすすめ作品を5つピックアップ!

傑作の中から傑作を選び抜いたので、未読の作品がある方はぜひ読んでみてください!

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5位 夜行

『夜は短し歩けよ乙女』『有頂天家族』『きつねのはなし』代表作すべてのエッセンスを昇華させた、森見ワールド最新作!旅先で出会う謎の連作絵画「夜行」。この十年、僕らは誰ひとり彼女を忘れられなかった。

2016年下期の直木賞候補作にノミネートされた作品のため、名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

10年前に突然失踪してしまった「長谷川さん」。

彼女は一体どこへ行ってしまったのだろうか―。

学生時代に通っていた英会話スクールの仲間たちが集い、彼女について思い出を語っていきます。

「長谷川さん」の行方、そしてなぜ失踪したのかを、5つの場面と語り手によって暴いていくのが基本的な物語の構造です。

本作は全編通してホラーテイストで、ひんやりと背筋を凍らせるような張り詰めた雰囲気に包まれています。

それでいながら森見さんらしいファンタジー要素も取り入れられていて、読者は不思議な世界観へとどんどん引き込まれていきます。

尾道、奥飛騨、津軽、天竜峠、鞍馬と5つの舞台から進められる物語は、どれも独立していながらも、最後は1つの答えへと集約されていくのが爽快です。

ホラー要素を残しつつも、温かい気持ちになれる結末は、読んでよかったと思わせてくれますよ。

謎の絵画「夜行」の真実にたどり着いたとき、あなたはどんな感情を抱くでしょうか。

人によって読み終わったあとの感想も全然違うともうので、友人と一緒に読んでも楽しいですよ!

4位 恋文の技術

京都の大学院から、遠く離れた実験所に飛ばされた男が一人。無聊を慰めるべく、文通修業と称して京都に住むかつての仲間たちに手紙を書きまくる。文中で友人の恋の相談に乗り、妹に説教を垂れるが、本当に想いを届けたい相手への手紙は、いつまでも書けずにいるのだった。

大学院生の「守田一郎」は、恋文の書き方を習得しようと奮闘していました。

全ては意中の彼女を恋文によって篭絡するため。

しかしなかなかうまく恋文を書くことができない「守田一郎」は、色々な知人に手紙を出し、練習を重ねることにしました。

果たして彼は納得のいく恋文を書くことができるのでしょうか。

笑いあり、苦悩ありの様子が手に取るように伝わってくる一作です。

本作は物語を楽しむというよりは、文通相手との文通の内容を楽しむものだと思います。

ストーリーというストーリーはなく、文通相手も全員関係が繋がっているものではありません。

全てが独立しているのですが、最後に1つに繋がっていく構成は見事です。

手紙を通して伝わってくる、文通相手の個性が面白いですよ。

要所に笑えるエピソードが盛り込まれていて、文体も軽いので、普段本を読まない人でもサラッと読み終わると思います。

読み終わった後には、自分も誰か大切な人に手紙を書いてみようかなと思ってしまいました。

今では手紙を書くとことはほとんどなくなってしまいましたが、手紙って本当に優れたコミュニケーションツールだな、と再認識しました。

メールよりも断然書き手の体温が伝わりますよね。

特に面白いなと思ったのは、文通相手に作者である森見登美彦が登場し、「守田一郎」が作者自身を揶揄する場面。

自ら自虐的なネタを盛り込んでくる姿勢は、挑戦的で面白いですね。

3位 有頂天家族

糺ノ森に住む狸の名門・下鴨家の父・総一郎はある日、鍋にされ、あっけなくこの世を去ってしまった。遺されたのは母と頼りない四兄弟。長兄・矢一郎は生真面目だが土壇場に弱く、次兄・矢二郎は蛙になって井戸暮らし。三男・矢三郎は面白主義がいきすぎて周囲を困らせ、末弟・矢四郎は化けてもつい尻尾を出す未熟者。この四兄弟が一族の誇りを取り戻すべく、ある時は「腐れ大学生」ある時は「虎」に化けて京都の街を駆け回るも、そこにはいつも邪魔者が!かねてより犬猿の仲の狸、宿敵・夷川家の阿呆兄弟・金閣&銀閣、人間に恋をして能力を奪われ落ちぶれた天狗・赤玉先生、天狗を袖にし空を自在に飛び回る美女・弁天―。狸と天狗と人間が入り乱れて巻き起こす三つ巴の化かし合いが今日も始まった。

森見作品でお馴染みの京都を舞台にした、たぬきと天狗の物語です。

全3部作になる予定で、アニメ化もされている人気作品ですね!

森見作品の中では初めてとなる、動物を主人公とした作品ということで、他の作品とは一味違う面白さがあります。

「面白きことは良きことなり」を主義としている「下鴨四兄弟」の三男「矢三郎」。

彼は天狗の「赤玉先生」を師匠とし、「弁天」の美貌に惹かれ、「夷川家」の兄弟と因縁対決を繰り広げるなど、忙しい日々を過ごしています。

狸界の頭領である父を亡くした真実にも迫りつつ、楽しく毎日を送る中で起こる狸と天狗のハプニング。気ままに暮らしている「矢三郎」が様々な問題に振り回される様子を、テンポよく描いています。

「下鴨四兄弟」は登場するキャラクターが全員個性的で、それぞれがメインとなる話が用意されています。

洛中を奔走する主人公の「矢三郎」はどこか間抜けな一面を持っており、「阿呆の血が騒ぐ」と頻繁に言っているような愛すべき狸です。

アニメでは可愛い狸姿と人間の姿の両方が描かれましたが、原作だと読者が想像していくしかないので、きっと人それぞれ違った姿を思い浮かべているのだと思います。そこが小説の面白いところではないでしょうか。

本当にくだらないことを真剣にやっていて、ちょっとしたことでクスッと笑ってしまう。

森見作品の独特の言い回しが苦手な人でも、最後まで読みやすい一冊だと思います。

2位 四畳半神話大系

私は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい!さ迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。

森見登美彦の代表作、と呼び声高い今作品。

京都大学3回生の「私」が何度も大学一年生をやり直し、選んだサークルによって、自身の大学生活を変化させていく、という物語です。

「私」は薔薇色のキャンパスライフを夢見て、色んなサークルに所属しようとします。

しかし「私」は理想とは真逆の不毛なキャンパスライフを送っており、よく行動を共にする友人の「小津」にも振り回されっぱなしです。

他にも登場する濃い面子に、翻弄されている様子が面白おかしく、森見節を炸裂しています。

果たして「私」は薔薇色のキャンパスライフを手に入れることができるのでしょうか―。予想もつかないラストは必見です。

詳しく中身を解説すると、全ては並行世界のお話であり、出て来る登場人物も共通しています。

しかし所属するサークルによって、微妙に「私」の立場やみんなの行動が変わっていくところが物語のミソとなります。

あらすじだけ見ると難しいような印象を持つかもしれませんが、バカな主人公が不毛なキャンパスライフをエンジョイしようと頑張っている作品、と認識していれば十分です。

この一冊を読めば、森見登美彦がどんな作家なのか分かると思います。森見さん特有の言い回しや、表現を堪能してもらいたい一冊です。

1位 夜は短し歩けよ乙女

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。

森見登美彦のベストセラー小説、「夜は短し歩けよ乙女」。

京都を舞台に、冴えない男子大学生と可愛らしい後輩女性との恋愛模様を描いています。

冴えない男子大学生の「先輩」は「黒髪の乙女」に恋をし、少しでも彼女の目に留まろうとある作戦を決行します。

名付けて「ナカメ作戦」です。(「ナるべくカのじょのメにとまる作戦」の略)

一見ストーカーのような行為ですが、「先輩」は至って真面目。

しかし「黒髪の乙女」はなかなかその思いに気付いてくれません。

2人の視点から繰り広げられる、甘酸っぱくも笑える恋の物語となっています。

本作も森見登美彦ならではの独特の言い回しと、ユーモア溢れる一冊です。

登場人物もみんな個性的で、読み終わるのが寂しくなってしまいます。

「先輩」バカだなあと思いつつも、つい応援したくなる、甘酸っぱい気持ちになれる作品でした。

純真無垢な「黒髪の乙女」のキャラが立っていて、男の子なら主人公と同じように恋に落ちてしまうと思いますよ!

肩肘張らずに読める作品なので、ぜひここから森見登美彦の世界を知って頂きたいです。

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